三国志演義の 夏侯 惇が見た亡霊って誰ですか?
曹操が危篤状態の時に、夏侯 惇が部屋へ呼ばれ
そこで、曹操が殺害した人物達の亡霊を見てしまい
そのショックで、夏侯 惇まで亡くなった・・・という話になるそうですが
その亡霊って、具体的に名前が登場するんですか?
「人物達」なので、複数いると思うんですが、誰でしょうか?
ぞろぞろいたんでしょうか?
ご存知の方、教えてください。
曹操も夏侯惇も同じ亡霊を見ております。
対象箇所は演義の第七十八回。
殿中に絹を裂くような悲鳴が響いて、
伏皇后、董貴人、二人の皇子および伏完・董承ら二十人余りが、
全身血まみれの姿で陰気な雲のなかに立ち並び、
陰々滅々と命乞いの声をあげていたとされます。
翌晩も宮殿の外で男女の鳴き声がひっきりなしに聞こえ、
翌日、夏候惇を召し寄せて今後の事を相談しようとします。
夏候惇が宮殿の門まで来た時、
ふいに伏皇后・董貴人・二人の皇子・伏完・董承らが、
陰気な雲のなかに立ち並んでいるのが見え、
びっくり仰天し卒倒し、以後病気に伏せたとされます。
第七十八回
『治風疾神醫身死 傳遺命奸雄數終』
(前段略)
是夜操臥寢室、至三更、覺頭目昏眩、乃起、伏几而臥。
忽聞殿中聲如裂帛、操驚視之、
忽見伏皇后・董貴人・二皇子幷伏完・董承等二十餘人、
渾身血汙、立於愁雲之內、隱隱聞索命之聲。
操急拔劍望空砍去、忽然一聲響亮、震塌殿宇西南一角。
操驚倒於地、近侍救出、遷於別宮養病。
次夜又聞殿外男女哭聲不絕。
至曉、操召羣臣入曰、
『孤在戎馬之中三十餘年、未嘗信怪異之事。今日爲何如此?』
羣臣奏曰、『大王當命道士設醮修禳。』
操歎曰、『聖人云、「獲罪於天、無所禱也」。孤天命已盡、安可救乎?』
遂不允設醮。
次日、覺氣沖上焦、目不見物、急召夏侯惇商議。
惇至殿門前、忽見伏皇后・董貴人・二皇子・伏完・董承等立在陰雲之中。
惇大驚昏倒、左右扶出、自此得病。
(後段略)
伏皇后:後漢最後の皇帝「献帝」の皇后
董貴人:「献帝」の妃
二皇子:献帝と董承らによる、
曹操暗殺計画失敗によって殺害された伏皇后の実子。
伏完:伏皇后の父
董承:献帝の外戚、董貴人の父
200年に起きた曹操暗殺計画失敗で、
献帝以外は一族郎党全員処刑されました。
二十余人は、その時に処刑された者達と思われます。
ちなみに、夏候惇は演義では病に臥せってまもなく亡くなりますが、
正史では曹操崩御後、
曹丕が後を継ぐと大将軍となったあと曹操の後を追って亡くなります。
関羽、袁紹、袁術、達です
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