いろんな三国志作品の「赤壁」を教えて下さい
「レッドクリフ」の原作(赤壁の戦い)を読みたいと思っています。
ただ、三国志作品はどれも長大ですので、まずは映画へのとっかかりとして、
「赤壁の戦い」の部分だけを読むことはできないかな~と思ってます。
そこで、小説、コミック、いろんな三国志作品がありますが、
それらの作品で「赤壁の戦い」にあたる部分が何巻~何巻にあたるかを
教えて頂きたいのです。
吉川英治のみ、全巻読みました。
他は、童門冬二の「三国志・赤壁の戦い」を読みました。
他の作家の作品をお願いします。
検索用:蒼天航路、北方謙三、宮城谷昌光、横山光輝
本来は、「赤壁」だけ読まれるのはお勧めできません。
前後の状況が解かってこその「赤壁」だと思いますので・・。
でもご質問ですので、
〇『小説レッドクリフ』高里椎奈(講談社)全2巻
(レッドクリフ特需の産物ですね。私は未読です。)
〇『秘本三国志』陳舜臣(文春文庫)・・5巻
(さすが陳さん、引き込まれます。新訂装版が出始めましたね。)
〇『呉三国志-長江燃ゆ-』伴野朗(集英社文庫)・・4巻「赤壁の巻」
(呉主観ですので、他の小説とは少し違う切り口ですね。)
〇『三国志』北方謙三(ハルキ文庫)・・7巻「諸王の星」
(これもチョッと独特な切り口、北方三国志の面目躍如です。)
〇『興亡三国志』三次徹(集英社文庫)・・4巻
(なかなか面白いが、一番オーソドックスですかね。)
〇『小説三国志』鄭飛石(光文社文庫)・・中巻
(韓国の国民的作家の作品です。大穴で面白いです。)
〇『三国志』宮城谷昌光(講談社)・・6巻
(安定してますね。)
漫画2種類です。
〇『三国志』横山光輝(潮漫画文庫)・・
12巻「孔明の大論陣」.13巻「赤壁の戦い」
(三国志漫画のスタンダード。曹操の顔が悪者過ぎです。)
〇『蒼天航路』王欣太(講談社漫画文庫)・・12巻
(周瑜、男前すぎ!魯粛、渋すぎ!黄蓋老人、カッコよすぎ!
諸葛亮妖艶すぎ!でも戦い自体はチョッと地味です。)
ついでに120回本の訳本でいうと、
長坂橋からとすると、
第41回「劉玄徳、民を携えて江を渡り、趙子龍、単騎主を救う」から、
第50回「諸葛亮、智もて華容を算り、関雲長、義もて曹操を釈す」まで、
〇『三国志演義』井波律子(ちくま文庫)・・3巻
〇『完訳三国志』小川環樹.金田純一朗(岩波文庫)・・3.4巻
〇『三国志演義』立間祥介(徳間文庫)・・2巻
〇『三国演義』安能務(講談社文庫)・・3巻
が該当します。
藤水名子に、そのものずばりの「赤壁の宴」(講談社文庫)がありますね。
周瑜を主人公に、孫策との友情を描いたもの・・・ちょっとBLっぽいのが難ですが。
あと、お勧めは学研歴史群像シリーズ「三国志」上巻です。豊富な地図・布陣・武装のイラストや、解説が載っています。
「三国志」ものを読む前に、座右にしておくととっても便利です。
frogman03544さんが述べた中の陳舜臣の作品はいいですよ
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