2012年3月27日火曜日

いろんな三国志作品の「赤壁」を教えて下さい

いろんな三国志作品の「赤壁」を教えて下さい

「レッドクリフ」の原作(赤壁の戦い)を読みたいと思っています。

ただ、三国志作品はどれも長大ですので、まずは映画へのとっかかりとして、

「赤壁の戦い」の部分だけを読むことはできないかな~と思ってます。



そこで、小説、コミック、いろんな三国志作品がありますが、

それらの作品で「赤壁の戦い」にあたる部分が何巻~何巻にあたるかを

教えて頂きたいのです。



吉川英治のみ、全巻読みました。

他は、童門冬二の「三国志・赤壁の戦い」を読みました。

他の作家の作品をお願いします。



検索用:蒼天航路、北方謙三、宮城谷昌光、横山光輝







本来は、「赤壁」だけ読まれるのはお勧めできません。

前後の状況が解かってこその「赤壁」だと思いますので・・。



でもご質問ですので、

〇『小説レッドクリフ』高里椎奈(講談社)全2巻

(レッドクリフ特需の産物ですね。私は未読です。)



〇『秘本三国志』陳舜臣(文春文庫)・・5巻

(さすが陳さん、引き込まれます。新訂装版が出始めましたね。)



〇『呉三国志-長江燃ゆ-』伴野朗(集英社文庫)・・4巻「赤壁の巻」

(呉主観ですので、他の小説とは少し違う切り口ですね。)



〇『三国志』北方謙三(ハルキ文庫)・・7巻「諸王の星」

(これもチョッと独特な切り口、北方三国志の面目躍如です。)



〇『興亡三国志』三次徹(集英社文庫)・・4巻

(なかなか面白いが、一番オーソドックスですかね。)



〇『小説三国志』鄭飛石(光文社文庫)・・中巻

(韓国の国民的作家の作品です。大穴で面白いです。)



〇『三国志』宮城谷昌光(講談社)・・6巻

(安定してますね。)





漫画2種類です。



〇『三国志』横山光輝(潮漫画文庫)・・

12巻「孔明の大論陣」.13巻「赤壁の戦い」

(三国志漫画のスタンダード。曹操の顔が悪者過ぎです。)



〇『蒼天航路』王欣太(講談社漫画文庫)・・12巻

(周瑜、男前すぎ!魯粛、渋すぎ!黄蓋老人、カッコよすぎ!

諸葛亮妖艶すぎ!でも戦い自体はチョッと地味です。)



ついでに120回本の訳本でいうと、

長坂橋からとすると、

第41回「劉玄徳、民を携えて江を渡り、趙子龍、単騎主を救う」から、

第50回「諸葛亮、智もて華容を算り、関雲長、義もて曹操を釈す」まで、



〇『三国志演義』井波律子(ちくま文庫)・・3巻

〇『完訳三国志』小川環樹.金田純一朗(岩波文庫)・・3.4巻

〇『三国志演義』立間祥介(徳間文庫)・・2巻

〇『三国演義』安能務(講談社文庫)・・3巻

が該当します。








藤水名子に、そのものずばりの「赤壁の宴」(講談社文庫)がありますね。

周瑜を主人公に、孫策との友情を描いたもの・・・ちょっとBLっぽいのが難ですが。



あと、お勧めは学研歴史群像シリーズ「三国志」上巻です。豊富な地図・布陣・武装のイラストや、解説が載っています。

「三国志」ものを読む前に、座右にしておくととっても便利です。







frogman03544さんが述べた中の陳舜臣の作品はいいですよ

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leo