横山光輝の三国志で、呂布の配下に捕まって、丸腰で無抵抗だったにも関わらず有無を言わさず殺されてしまった曹操の密偵よりも悲惨な死に方をした人って、横山光輝の三国志で出てきますか?
曹操絡みで2件。
1つは董卓暗殺に失敗して逃亡中に匿ってくれた【呂伯奢】と【その一家】。
料理用に豚を縛って屠殺しようとしたのを勘違いされ、曹操と陳宮に一家皆殺し…。
2つ目は曹操軍で食糧担当をしていた【王垢(おうこう)】。
兵糧が底をついてきたのを報告した時に、「計る枡を小さくしてごまかせ」と曹操に指示され、その通りにした為起きた兵士の不満の解消のために「王垢が私腹を肥やすためにインチキをした」と無実の罪で処刑された挙句、さらされた首に兵士から石を投げられるという…。
密偵は敵方から見たらゴミ以外の何者でもありません。捕まれば殺されて当然なので悲惨ではありません。
だから他の死者はすべて密偵より悲惨な死に方をしたと言えると思います。
特に張飛や魏延は悲惨ではないでしょうか。見方に裏切られて暗殺されたわけですから。
悲惨というか絶望の末に死んじゃった人が多いと思います。
袁術…民からも見捨てられて最後に「水をくれーゴホッ!」って言って死んだ悲しい人です。
周瑜…孔明と争っては負け、の連続で最後に「何故、神は私と同じ時代に孔明を生まれさせたのか!」って言って憤死した人です。
揚修…漢中での曹操対劉備戦のとき曹操の言葉を深読みして心を見透かされてイヤな気持ちになった曹操に殺されちゃった残念な人です。
霊帝…十常侍という宦官たちに良いように操られ続け、若くして死んでしまったかわいそうな人です。
これくらいですかね。
ある意味、董卓でしょうか?
曹操の策で、勘違いで殺されたようなものでは?
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