2012年3月21日水曜日

三国志の人形劇を子供の頃楽しみに見ていました。 ここで、曹操は悪役として描かれ...

三国志の人形劇を子供の頃楽しみに見ていました。

ここで、曹操は悪役として描かれていますが子供の頃からそんな曹操が大好きでクラスメイトからはなかなか理解されませんでした。

その後、演義では悪役として、正史では名君として曹操が描かれていることを知りました。

知恵袋でも曹操ファンが多いことを知りましたが、皆さんは名君曹操のファンなのですか?

私は、仁徳の人劉備の描かれ方があまりにも胡散臭くって対極の曹操ファンになったので気になり質問させていただきました。

やっぱり正統派の方々からみれば邪道でしょうか?







歴史の人物には、「玄人好み」というものがあるんですよ。

海音寺潮五郎は徳川家康について、「通説で嫌ってた人も、彼の事跡を知るにつれてだんだん好きになってくる・・・」と「武将列伝」に書いています。曹操もそういった人物でしょう。陳舜臣は好きな人物ばかり集めた「中国英傑伝」に、曹操を堂々と入れています。

「三国演義」で曹操を何とか悪役に仕立てようとしています。実際彼がまだ生きていた時代から、アンチ曹操は多かったようです。しかし、隠そうとしても隠し切れない曹操の人間的魅力があふれ出てしまうんですね。



NHKの「人形劇三国志」は、大河ドラマ並みのスケールで描かれた、大作でした。1回の放送は大河と同じ45分、大河より長い1年半の放送期間です。

曹操は、人形師・川本喜八郎の入魂の製作で、声はシブ~イ三谷昇。

この番組は、「演義」より劉備びいきで、敵対する曹操や呉は「演義」よりあくどく描かれています。

にもかかわらず、曹操の人間的スケールの魅力に気が付いた、あなたはなかなか鋭い。








(´・ω・`)むしろ正道でしょう。



蜀びいきがこうじて反・三国志とか好みはじめたら邪道だと思いますが・・・



反・三国志・・・・蜀が天下統一してしまう夢物語。あまりに都合のよい展開が笑えてくる妄想伝。



小生は曹操・好きですなー。劉備も嫌いではない・・・

ただ孔明は嫌いになった。そして魏延が可愛くなってきた。



孔明が悪いというよりも孔明をスーパーマン化した演義が悪いのだが



( ’Д`)信じてたのに!・・・見たいな感はいなめない。







確かに演戯寄り各種創作の劉備は胡散臭いですよね。しかたないと思います。

そういう設定で、はじめから「いい人」マークがついているわけですから。

私も、対極の曹操が好きになったパターンですが、

「蒼天航路」の劉備を一目見て、ショックを受けました。



なんて、かっこいいんだ! 特に若い頃の劉備。

ムシロを積んだ荷台に座り、大望を抱いて空を仰ぐ姿!

目が鋭い。時に、凄く怖い顔ができる。

未読でいらっしゃるなら、一読なさることをお勧めします。



と言いつつ、今でも曹操は好き。

曹操は名君というのとは、ちがうと思います。

「名君」て、つまらないじゃないですか。

品行方正な優等生という感じで。

若い頃、袁紹なんかと遊びまわっていた曹操だって

そう呼ばれたくはないと思います。







本当の歴史を知れば知るほど曹操が好きになると思います。

私は「曹操と蔡文姫」と言う小説が好きで大河ドラマも見ました。(中国語ですが)



三国志演義ではわざと蔡文姫を扱うことを避けていますね。

蔡文姫を扱うと曹操が良い人になってしまいますから。。。。







最近まで、e2スカパーの「時代劇専門チャンネル」というチャンネルで放送されていました。



曹操は、悪役というよりも、主役である劉備の敵役として描かれているのだと思います。



劉備は主役として、人徳のある人物、人間、君主としての魅力のある人物として描かれていますが

それ以外の、特に武将としての能力が高い人物だとは描かれていません。



これは、中国において皇帝に一番求められていたのが

「徳」というものであり、徳があれば、それ以外の能力は必須ではないからだとも言われています。

ただ、そのような考えは中国固有のものであり、日本人にとって違和感はあると思います。



一方、曹操は武将としての能力の極めて高い

言ってみれば、完全無欠に近い人間として描かれています。



昔から、曹操のファンというのも根強いと思いますよ。

別に邪道だとは思いません。



物語の主人公が、欠点を持った人間として描かれることが多いと思いますが

その周囲にいる、本当に能力のある人間にファンが多くいるというのも事実です。



例えとしてふさわしいかどうかわかりませんが

「機動戦士ガンダム」での

シャア・アズナブル

主役のアムロ・レイ以上の人気があります。



それから、悪役が主役以上に人気が出た例として

「スター・ウォーズ」のダース・ヴェイダーの例もあります。

(ダース・ヴェイダーは、最終的にはストーリー全体の主役となりました。)







そうそう、あのころは漫才ブームだったしね。



私も楽しみに見ていたけど、なんか放送時間が変更になることが多くて連続で見れなかった気がする。

赤壁の戦いのNHKタッチの艦隊の模型や、はりこんだつもりの脚がプーラプーラ、動いてる機械仕掛けの騎馬軍団の突撃が

かわいくて好きだった。



なにより番組のエンドタイトル、細野晴臣:作曲「星のなあああがれる夜~人は~変わるの~♪」

という曲が悲壮な感じを漂わせて名曲だったな。なんてタイトルだったかな。



ま、せんだみつおが張飛の声をあててなければもう少し作品の格調が高かったのにな、と思いますね。







紳助竜助がしんしんろんろんで出てくるやつですね…(笑)。

どうしても三国志は三国志演義が基本になってる小説がほとんどでしょうから劉備、孔明が人気が出るのは仕方がないでしょう。

ましてや日本は判官びいきというのが根付いているので弱者が強者を倒すことが好きなのです。

源平合戦の源義経の活躍なんてまさにそれです。

すみません、劉備ファンではないですがやはり孔明ファンですね(笑)。

最近は三国志にこだわらず宮城谷昌光の楽毅や管仲などを読んでます。

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