三國志において、司馬懿と郭嘉はどちらが優れていたのでしょうか？

三國志において、司馬懿と郭嘉はどちらが優れていたのでしょうか？

郭嘉ではないでしょうか。曹操は彼とはじめてあった時、大変気に入りました。郭嘉も曹操をみて「この方こそ自分の主にふさわしい」と思っていました。

彼はエン紹や呂布の戦いなどで的確な献策をしていますし、先読みも優れていました。孫策の死を言い当てたのは有名です。

事あるごとに曹操は様々な計略の相談を郭嘉にしています。

しかし、病弱なのが悔やまれます。北方民族の討伐軍の進軍中に風土病に倒れ亡くなります。そしてそこに逃げたエン兄弟の首が送られてきた時に曹操は「さすが奉孝（郭嘉の字）」と言いました。郭嘉が死の間際にかいた手紙に首が届くことを予測していたのです。赤壁の戦いに負けた後「郭嘉が生きていればこんなことにならなかっただろうに…」と嘆かせました。そして戦に負けるたびにこの台詞を入ったそうです。「哀しいかな奉孝、痛ましいかな奉孝、惜しいかな奉孝」と度々言っていたようです。

曹操は幕僚のなかで一番若かった郭嘉に後事を託そうと考えていました。



司馬イは諸葛亮と同じ時期に曹操に仕えます。かねてより目をつけていた曹操は出仕の命令をしましたが彼は病を理由に断っていますが曹操は半ば強引に出仕させます。曹操は彼に「その何でもお見通しなその目が気に入らん!」と言ったとか…

信頼していたようですが警戒心は解かなかったようです。

曹操は死の間際後継ぎの曹ヒに遺言で「あいつに家を乗っ取られる恐れがあるから注意しろ」と言っています。

その後予想通り乗っ取られます。

単純な比較はできませんね。

純粋な軍師・参謀としては郭嘉だったと思います。

司馬懿は意図的に目立ちすぎないようにしていた可能性もあり、野心家であり政治家として優れていたと思います。